杉本先生の黒板

元中高一貫校講師によるいろいろ

字がきれいになる方法


みなさん、自分の字に自信はありますか?

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物理の勉強をしたノートです


「ある!」という人はそっとブラウザバックしてください。

それ以外の方はご一読いただけると嬉しいです。

 

今日は、字がきれいになるために意識するといい事をお話しします。

というか、僕の個人的な体験談ですが。

 

今まで先生と呼ばれる仕事をして、たくさんの人に字を見られてきました。

自分で言うのもなんですが、それなりに褒めてもらえる字だと思っています。

大学時代にやっていた塾のアルバイトでは、「記録簿」という、授業の内容や宿題の内容を記録する用紙を死ぬほど書きましたが、塾長や保護者の方や同僚に字を褒めてもらいました。

「字きれいって言われるでしょう?」

と言われすぎて、謙虚に否定するのが面倒になったくらいです(笑)

書道を習った経験もなく、決して達筆というわけではありませんが、人に見られて恥ずかしくない字をかけるようになるまでのストーリーをお話しします。

 

一番大事なのは、好きな字を真似すること!

まず、僕は昔から自分の字が嫌いで、「字がきれいになりたい」と考えている少年でした。

「〇〇さんの字きれいだな、上手だな」と日ごろから思っていたので、好きな字を真似することにしました。といってもすべてを完コピするのではなく、「〇〇さんの『あ』の字を取り入れよう」「△△さんの『しんにょう』かっこいいな」など、かなり局所的な部分のみを自分の中に取り入れていきました。

なぜこの人の字はきれいなのか、を分析していたのだと思います。

高校生くらいまでは、そんな感じでひたすら他人の字を真似していました。

 

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僕が書いた板書です

 

小学生が使う「ひらがなれんしゅうちょう」

 

僕は大学は教育学部で、免許は小中高と持っています。その中で小学校の免許(卒業に必須)をとるのはとっても大変でした。たくさんの教科のすべての単位をとらないといけないからです。

その一つに当然「書写」の授業があり、小学校の先生たるものお手本のような字を書けないといけません、という教授の指導のもと、小学生が使うひらがな練習帳を1冊買わされて、それを全部やりました。

それをやりきることで、ひらがなの正しい形や、書く際に気を付けるべきことなど、今まで知らなかったことをたくさん学べました。

それからは、そこで学んだことを意識しながら字を書くようになりました。

 

僕はいろいろな場面で字を褒められて本当にうれしいです。

字は人柄が出る、なんて言いますが、多少努力しても、ある程度見られる字を書けるようになっておく必要はあると思います。

毎日の少しの心がけでかなり変われると思いますので、まずは真似するところから始めてみてください!

 

(チャイム♬)

では、今日の授業を終わりにします。

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